2020年4月22日水曜日

2.バルガ

ワイルドフラワーエッセンスの紹介、第2弾は、
『バルガ』です。


花の特徴
オーストラリア固有種のススキノキ属(同属が20種類ほど存在)の植物で、ひどい山火事の後でも生き延び、速やかに再生し、春には黒く細長い穂から清廉な白い花を咲かせます。花は陽当りの良い北側から咲きます(南半球なので)。

この植物の学名Xanthorreaはラテン語でxanthos黄色い+rhoea流れ=黄色い樹脂を表します。樹液は天然の接着剤としても利用され、火事の後の焼かれた葉の基部を凝固させ幹をしっかりと形成していきます。幹は6フィートの高さまで成長しますが、この植物自体は大変成長が遅く、1年に1㎝程度。寿命は長く、600~800年にもなります。




この花のエッセンスのタイトルは【内なる男の成熟】
内なる男の性質を成熟させ、環境や他人が必要とするものに気がつき、その価値を認めながらポジティブな創造性を高めるためのエッセンスです。


ブッシュファイアに焼かれたバルガの幹は真っ黒になります。
アボリジニはバルガの株とその花を、槍を持って部族を守ろうと立っている戦士に例えられることもあります。
男性性のエッセンスなのですが、見た目としても男性器と似ているので、イメージしやすいですね。
この植物の山火事に負けない強さは注目すべき点だと思います。

今回は色にも注目して見てみようと思います。
山火事で真っ黒に焼けてしまった幹に、真っ白な花を咲かせるバルガ。
黒色ってどんなイメージを持っていますか?
ポジティブなイメージでは、輪郭が引き締まって見えてかっこいいとか、クールなイメージがなどがあるでしょうか。
逆にネガティブなイメージとして、喪に服すとか、暗闇とか怖い・迫力のあるイメージがないでしょうか。
ラグビーで言ったら、オールブラックスのユニフォームは真っ黒だし、NFLのオークランド・レイダースは黒がベースのユニフォームなので、ちょっと怖い感じがします。

絵具で絵をかく時に、黒色って何もかも飲み込んで黒にしてしまうのを実感している人が多いのではないでしょうか。
色んな色全部混ぜたら、黒っぽくなってしまって、レインボーかき氷の色がレインボーでなくなってしまったり。
この色のエネルギーは、パワフルなんだけれど、行き過ぎてしまうと、それが攻撃性や破壊に及んでしまったり、レインボーかき氷じゃないけど、繊細な色は無神経に消されてしまう。
その黒い幹の上に対照的な白い花を咲かせることがとてもこのエッセンスを象徴しているように感じます。
白色のポジティブな要素は、純粋さや高次元からの視点。
内なる男を成熟させて、そのエネルギーを周りの人や環境へポジティブに使えるように、
そういうメッセージが込められているのではないかと思います。
そして、このバルガは山火事に遭わなければ2番目の写真にあるように穂が緑色。
緑色のポジティブな要素は、滋養を与えて養育したり、おおらかさや平安です。
黒い表面に白い花を咲かせつつ、その表面の下には周りを育もうとする緑の幹が隠れている。

新型コロナウィルスで世界的に外出自粛が言われ、家庭内の暴力が平時以上に問題になってきていますし、お互いのストレスで家族間でも衝突したり、当たってしまったりが多少なりとも出てきてしまうと思います。
男でも女でも、すべての人が内なる男を心に持っています。
自分を主張する能力と他人を気遣う気持ち、創造的な力と受容的な力を調和させて、
恐れず人生を前向きに歩んでいきたいですね。



88種類の花レシピでは、こんなふうにそれぞれの花の特性を1つ1つじっくりと学んでいく講座になります。



 Pohala
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